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遠藤周作「女の一生・キクの場合」。

おかげさまで6万ひっとを迎えることが出来ました。
いつもありがとうございます〜!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
記念小説が出来ていないので、今回はお礼のみでひっそりお祝いさせていただきます・・。

さて、何かどかんと重いものが読みたくて買った小説。

「女の一生」第一部

「時代は幕末から明治。お転婆なキクは木から降りられなくなったところを、
隣の郷に住む清吉に助けられる。彼にほのかな恋心を抱くキク。しかし彼は
弾圧を受ける隠れ切支丹の一人だった。
やがて弾圧の末に流刑される清吉。キクは彼の身を案じ、体を売ってお金を作り
ついには体を壊してしまう・・。」

というお話なのですが、とにかくキクの情熱が凄いです。
清吉とキクが長く話をする場面は1箇所きり。しかも切支丹についての思想の
違いで喧嘩別れ同然。あとは通りすがりに言葉を交わした・・とかそれくらい。
そんな触れたことも無い相手のために、自分を売って金を送ろうとする・・。

最初は全然理解できないな〜、と思っていたのですが、よく考えたら自分も若い頃
「あの人が救われるためだったら、何でもしよう」と考えたことを思い出しました。
会えない日はとにかく無事を祈っていたし、たとえ自分と結ばれなくても
その人が幸せになったらそれでいいと心から思っていました。
本当に好きで好きでしょうがなかった、それを思うとキクの気持ちもわかる・・かも。

しかしキクの相手清吉は、流刑の地でキクの想いを知ると「俺のことは忘れて
幸せになって欲しい」とか言います。
想っているのはキクの勝手で、愛するのは彼女の幸せでもあるのに。
この言葉は結局キクには伝わらなかったので、これは悲恋ではないのでしょう。
たとえ二度と会えずに終わったとしても・・。

ちなみに第二部は第二次大戦下が舞台だそうです。
読みたいけど重くて・・。しばらく経ってから買うことにしよう。


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みるくに78

Author:みるくに78
楽天から引っ越してきた、ゲーム好き主婦です。

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